polygala’s diary

アイドル(主にソング)をメインにたまに日常的なあれやこれを話題にしていきたいです。あと趣味

クラス内ヒエラルキー

そう誰が決めたわけでもなくいつの間にか作り上げられる1軍・2軍・3軍

 

 

これは乙女新党というアイドルの「もうそう★こうかんにっき」という曲の冒頭の歌詞である。

 

このブログを書くために少し調べて気づいたけどこの曲ってGJ部ver.とオリジナルがあるって初めて知ったわ。オリジナルしか知らんかった……

 

もう少し調べてたらオリジナルの方が叩かれててなんだかなぁって思った。

こういった一部のアニオタの声が大き過ぎたことが要因でアニメから少し離れたまである。

 

まあ、アニメ及びアニオタについては別の機会にでも語りたい。

 

今回書きたいのは別のことである。

 

え、いきなりなんで文体が「である調」になったかって?

まあいいじゃん。

 

本題に戻る。

 

クラス内ヒエラルキー

まさに、

そう誰が決めたわけでもなくいつの間にか作り上げられる1軍・2軍・3軍

なのである。

 

は?って思う方が大半だと思うがクラス内ヒエラルキーの最下層の住人だった者、あるいは、現在進行形でそうである者ならきっとわかるはずだ。

 

かくいう、私も中学時代は3軍。

高校時代はそれ以下、最底辺カーストだった。いや、カースト外の最下層民だった。

かといって、いじめられていたわけではない。

ぼっちの私が言うのも信憑性に欠けるが私の通っていた高校にはいじめはなかった。イジられの延長をいじめと本人がとらえたら云々とか言われたらそんなのは知らない。

 

まあ、そういう環境だったので別にいじめられてはいなかったのだ。

ただひたすらに孤独。永遠の無。

これが高校時代の感想。

 

それで何が言いたいのかというと、

「人は最下層になったことにいつ気づくのか?」ということである。

 

これを今の自分が冷静に客観的に自分の過去を遡るとおそらく中2、いや、中1からゆっくりと沈み込んでいきおそらく高2で最下層であった。が、それに気づかず大学卒業して無職になってやっと自分が本当の意味で最下層にいることに気がついたのだ。

いや、より正しく言えば、気づきたくなかったのかもしれない。

 

高2で最下層にいても高2病とでもいうのか周りの奴は自分より低い次元いるみたいなことを本気で思っていた。ただ自分は「運が悪くて」周囲に馴染めず最下層に甘んじているのだと本気で思っていた。

はっきり言えば、私より低スペックな人間は普通にいたのだ。

別コミュニケーションが不得意だったわけではないしむしろよく喋る方だった。

特別運動ができないわけじゃなかったしむしろできる競技はできた。勉強も最下層ではなかったし中の上くらいはあった。容姿とか性格とかその辺言ったら流石にアレだけも僕より酷い奴なんていくらでもいたでしょ〜

え、いたよね…?

 

まあ、ナルシストと言わざるを得ないがそんな感じで私は周りと比べてスペックが著しく劣っていなかったのだ。

 

そう言った意味で、

「誰が決めたわけでもなくいつの間にか作り上げられた最下層」だったわけだ。

 

だから、学校生活はとにかく苦痛で仕方なかったが別に人より劣っている自覚はなかった。

 

しかしだ。

 

このように作り上げられた「底辺」にいると人は自己肯定感がなくなりスペックまで落ちていくのだ。

 

実体験として人と話さないのだからコミュニケーションが能力が著しく低下していったのは言うまでもないが、高校のある時から勉強もできなくなっていった。勉強時間と成績が比例するどころか悪くなっていったのだ。

「受験は団体戦だ」とか先生たちはうるさく言っていたが僕は個人戦だったのだ。

 

結論から言えば、ぼっちやってると頭が悪くなるのだ。

いや、ぼっちでも東大行った奴は〜とか言う奴はバカと言わざるを得ない。

そんなのは特殊な例で頭のいい奴の大半は人に囲まれているのだ(俺調べ)

 

そんな訳で最高上の下くらいはあった学力は中の下くらいまで落ちて志望校を下げに下げた。

 

そんな大学に行けば当然入学からモチベーションはなく切り替えられるはずの大学生活をそのまま棒に振ると言う訳だ。

 

そんな大学生活でも私は心の中で人より著しく劣っている自覚はなかった。

なぜなら、先に述べたことと同様に自分の周りを見渡しても自分よりスペックが下だと思われる人間はいくらでもいたし実際に感じたからだ。

ぼっちのお前に何がわかんだよって話だが本気でそう思っていた。

なにより、大学時代はクラスという悪魔のシステムがなかったので超楽だったし就活までは非常に楽しかった。

 

そして就活だ。

エントリーシートや履歴書は殆ど通っているのに面接で落ち続けた。

 

100は落ちた。その先は数えていないレベル。

 

ここにきてようやく、

どこにも就職できず大学卒業間近、知り合いが大企業や公務員に就職していく中でブラックすれすれの企業にすら受からない自分がやっと最下層にいることに気がついたのだ。

 

こうしてついにいつの間にか作り上げられた最下層が現実に追いついたのだ。

 

この恐怖よ。

 

それでもだ。

 

コロナ禍で様々な理由で職を失っている人間もいる中でなんだかんだ私は定職についているのだ。

別に私はなんら特別なことはしていないし努力もしていない。

何が一番言いたいかというと人生は「運」なのだ。

殆どの人間の地位や成功は「たまたま」なのだ。

 

この社会はゼロサムゲームなのだ。

誰かがいい思いをすればその分割を食う者もいる。

自分が勝者のときもあれば敗者になるときもある。

ようするに「運」なのだ。

それだけのことなのだ。

 

何が言いたいかというとヒャダインさんは神。